MRI検査について
MRIとは
Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で、日本語で磁気共鳴画像診断と言います。磁場と電波を利用し、任意に縦、横、斜めと様々な断面の画像化が可能です。X線CTとは違い、X線を使用しないので、放射線被曝のない非侵襲的な検査ですが、強力な磁場を利用した検査のため、磁力による危険性及び様々な制限があります。また検査中はMRI装置特有の騒音が発生しますが、ヘッドホン等を用いての音の軽減も可能です。
MRIは磁力を利用した検査ですので、強大な磁場が常に発生してます。磁場を乱す物を身に着けていると画質に悪影響を及ぼし、またそれが磁性体(磁石に吸い付く物)であれば、危険を伴いますので、何もお持ちにならず身に着けず、基本的には検査着に着替えての検査となります。
※アクセサリーは全てはずして頂きます。
次の方はMRI検査を受けられません
- ペースメーカー・除細動器
- 人工内耳・中耳
- 神経刺激装置などの体内電子装置
- 可動型義眼(マグネット式)
- 眼窩内の金属片(失明の可能性あり)
化粧品には、磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ等)があり、検査画像に影響があるだけではなく目の粘膜等を傷つけたりすることがあるので、 できれば付けずに来院してください、化粧をされての来院の場合は、お化粧を落としていただくことがあります。また、カラーコンタクトレンズは材質的に金属が使われている場合がありますので、 はずしてご来院いただくか、検査前にはずして頂きます。
コンタクトレンズを使用している方は、ご自身のコンタクトレンズケースをご持参ください。当院でケースをご利用の場合は有償になります。
次に該当をする方は、かかりつけ医師・施設にMRI検査が可能かどうか確認してお越し下さい。
- 歯の矯正をされている方
- 磁石を利用した入れ歯をされている方
- 人工弁をされてる方